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書き初め [考えごと]

2011年元旦、友人H氏と我々夫婦で小さい新年会を持った。妻の作ったおせち料理と自分が作ったお雑煮、日本出張の際に購入してきた日本酒など。デンマークでこうした和食を作ることは材料入手や水の違い(デンマークはかなり硬水)で難しいのだが、苦労して自分達で正月料理を作り、それを口に入れて元旦に心を新たにすることができ、今年も良いスタートを切れたと思う。

先ほどロケフリで日本のテレビ番組を見ていたら、通信販売で注文したおせち料理が購入サイトの写真と大きく異なっているだけでなく、食材が傷んでいたとの苦情があったとのこと。正月にさぞかし嫌な思いをされたのだろうから気の毒には思うが、日本人にとって重要な元旦に食べるおせち料理を、(おせち料理に関しては)信頼筋ではないと思われる外食レストラン業者から通信販売で買うというリスクは考えなかったのだろうか。

話を元に戻し、その元旦の食事の後、酔った勢いもあり、「書き初めをしよう!」と急に言い出した自分は、せっせと準備をし始めた。今時、墨、硯、筆、半紙、文鎮などを家に持っている人は少ないと思うが、実は昨12月に日本に出張に行った際に買ってきていた。書き初めをしようと思っていだのではなく、TVドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬が船中八策を書いているシーンを見たときにその達筆に感動し、「書道を始める!」と思い立ったのだった。

書き初めをしたのは思いつきとはいえ良いアイディアだった。紙に書くという行為すら少なくなった今、半紙の上に筆で大きな字をゆっくり書くというその行為。自分に刷り込まれている遺伝子が「楽しい!」と言っているのを感じた。今回書いた文字は「克己」。昨年中自分で自分を甘やかしていると感じたことが多い年だったので、自分を戒めるために書いた文字。こうしてブログに「克己」とタイプするのとはまったく違うことに気づく。筆でゆっくり書いた文字は、記憶や心に深く刻まれる。書き初めの意味を、43年間生きてきて初めて気づいたように思う。

書き初めといえば、実は嫌な思い出しかない。小学生の時に書道の好きな父親に叱られながら書くのが自分の書き初めだった。習字もやっていたが、やらされているのであって、好きではなかった。それから30年少し経った今、ようやく書き初めの意味を知り、書道が好きになった。さて、このブログを読むかもしれない父親はどう思うのだろうか?

これから週末の時間などを使って筆で字を書いていこうと思う。昨年膝の怪我をして激しいスポーツが出来なくなっている今、ちょうど良い趣味ができたのかもしれない。もちろんテニスやマラソンは諦めてはいないが、「静」の趣味も人生には必要かもしれない。

一つ問題がある。墨と墨汁は次の日本出張までもつと思われるが、半紙が足りなくなる。コペンハーゲンで半紙を売っているところを知っている方、是非教えてください!


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wren

書き初めステキ。
私も母が書が好きだったのもあってか、いずれ生活が落ち着いてきたときに書道を始めたいと思ってました。(まだチビたちが小さいとそういう気分になれない)
ゼヒ作品をブログにアップして~
by wren (2011-01-05 16:25) 

UD

Wrenさん、ブログではお久しぶり。って自分が久しくブログを書いていないからですね。Wrenさんは書は上手そうだから、見られると恥ずかしいです。ブログにはアップできませんが、facebookにはアップしているので、よければ覗いてみてください。

Kideyuki2007yさん、Zumeさん、dogwoodさんnice!をありがとうございました。
by UD (2011-01-10 04:52) 

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